ET-KINGはおかげさまで、結成19年目を迎えることができました。

これも大阪という街に、そして大阪で出会えた方々に育ててもらえた賜物だと 思っています。

そんなかけがえのない街に万博が来るかも知れない。

最初に人伝いでこの話を聞いた時メンバー一同心踊ったことを覚えています。

何か できることはないかと考えた時に、我々ができることは歌を届けることしかありませんでした。
沢山の方々の想いが集まったこの万博誘致ですが、我々の 気持ちを汲んでいただき

参加させてもらえることになりました。

意気揚々と制作に取り組んでいた最中。

リーダーいときんが天国への旅立ちました。

彼は 誰よりも大阪を愛し、何より大阪で出会えた人を愛していました。

この街に恩返しがしたい。

この街に元気を届けたい。

この想いを胸に活動していました。

ですからこの楽曲制作に関して本当に喜んでいました。

その分、彼を失った悲しみの中でこの楽曲を作っていくことは精神的にかなりこたえました。

正直 心は止まりかけていました。

ですがこんな時だからこそと誘致委員会の皆さんは我々にチャンスと愛をくれました。

メンバーや事務所と話し合い、そして支 え合いしっかり作りきろうと。

想いを届けさせてもらおうと決めました。

そして彼の意志や喜びを詰め込み、そして何より今を精一杯生きていく我々の情熱を

全て注ぎ込んだこの楽曲は完成しました。

ET-KINGにとっても大切な楽曲です。

聴いていただける今を 生きる皆さんにとっても何か届けれたらと思います。

是非聴いてやってください。

そしてみんなで愛するこの街を盛り上げましょう。

万博できたら絶対おもろいと思います。

ET-KING一同